朗読劇 【家族草子】
お盆も過ぎ、短い北海道の夏も終わりを迎えようとしています。
それにしても最近の異常気象は、なんだか年を追うごとに酷くなる一方で
ここのところの長引く台風と大雨、繰り返される寝苦しい夜に、皆さんかなり滅入っておられるようです。
そんな憂鬱な気分も吹き飛ばしてくれる、素晴らしいイベントが
8月25日(木)、ウィステリア小樽稲穂にて開催されました。
著名な作詞家であり作家でもある森浩美さんの朗読劇 『家族草子』です。
『家族草子』は、「家族」とその絆をテーマとする二幕から構成される二部構成で
上演時間は一部と二部合わせて90分にも及ぶ、本格的な演劇公演です。
演劇や舞台は観たことがある方も多いのですが【朗読劇】となると、滅多に観劇できる機会はありません。
客席も気づけば満席となっており、皆さん初めて見る朗読劇に興味津々でした。
朗読劇は臨場感があり、役者さんの迫真の演技に観客の皆様も
すっかり物語の内容に入りこんでいました。
特に離婚した父親に向けて娘が読む感謝の手紙はとても心を打たれました。
家族の絆、思いを強く感じさせてくれる作品で涙を浮かべている方もいらっしゃり、
「見に来て良かった」「役者さんの演技に感動した」と観客の皆さんはとても感動していました。
演者・出演者の皆様、スタッフの方々、そして森浩美さん、素晴らしい朗読劇を本当にありがとうございました。